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アイコン・図解を使って“わかりやすさ”をデザインする

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2-8アイコン・図解でわかりやすく

情報を整理して伝える“ビジュアル言語”の作り方。

目次

「読まれない」のは、内容ではなく“構成”の問題


医療サイトでは、どんなに内容が正しくても、 「難しそう」「長くて読みにくい」と感じた瞬間に、 多くの読者がページを離れてしまいます。

でも実は、問題は文章の長さではありません。 “情報の見せ方”が整理されていないことが原因なのです。

患者様が求めているのは、「専門用語」ではなく“理解しやすい説明”。 そのためのカギが、アイコンと図解です。 言葉よりも早く意味を伝える“ビジュアルの言語”を使えば、 誰にでも優しいデザインに変わります。

パソコン苦手な院長

たしかに、文章で説明するとどうしても堅くなっちゃいますね…。

ぱそあん

そうなんです。
医療の内容って、正確に伝えようとするほど難しく見えてしまうんですよね。
だからこそ、“見て理解できる”デザイン設計が大切なんです。
今日はその方法を、一緒に見ていきましょう。

アイコンは“視覚の言葉”

アイコンとは、情報を一目で認識できる形にしたもの。 たとえば「電話」「予約」「診療時間」など、 テキストよりも瞬時に理解できる“視覚のショートカット”です。

パソコン苦手な院長

なるほど、確かにスマホのボタンも全部アイコンですね。

ぱそあん

その通りです。
人はアイコンを読むのではなく、感じ取っています。
だからこそ、デザインの一貫性と意味のわかりやすさが重要なんです。

信頼されるアイコン設計の3原則
  • 形をそろえる:線の太さ・角の丸みを統一
  • 意味をそろえる:「歯」なら診療、「家」ならアクセスなど直感で理解できる形
  • 色をそろえる:同じカテゴリーは同系色で統一

アイコンは、“情報の地図”を作るツール。 見た瞬間に「どこを見ればいいか」がわかることで、 患者様のストレスを減らし、信頼を高めることができます。

図解は“理解を助けるデザイン”

一方で、図解は文章で説明しづらい内容を構造化して見せる方法です。 たとえば「治療の流れ」や「費用の比較」「器具の仕組み」など、 一度に複数の情報を整理して伝えるときに効果を発揮します。

パソコン苦手な院長

文章で説明しても伝わらないときに、図で見せるのがいいわけですね。

ぱそあん

そうです。
特に医療分野では、「複雑な情報をシンプルに整理できるか」が信頼に直結します。
つまり、図解は
“丁寧な説明の象徴”なんです。

わかりやすい図解のコツ
  • 工程・比較・構造の3パターンを使い分ける
  • 文字は最小限にして、流れや関係を矢印で示す
  • 1枚の図で1つのテーマだけ伝える
  • 図の色味を全体デザインと合わせる

図解は、“読む”ではなく“理解する”ためのデザイン。 見る人の“思考の負担”を減らすことが、安心感につながります。

医療サイトで使える「ビジュアル表現」の活用例

文字・アイコン・図解をどのように組み合わせるか。 それが“伝わるサイト”と“読まれないサイト”の分かれ目です。

パソコン苦手な院長

具体的には、どんな場面で使うのが効果的ですか?

ぱそあん

たとえば、こんな使い方があります。

医療サイトで効果的なビジュアル活用例
  • 診療メニュー → アイコン+短い説明文(視覚で選びやすく)
  • 治療の流れ → 矢印付きのフローチャート(ステップが理解しやすい)
  • 設備紹介 → 写真+簡単な図解(専門用語を補足)
  • アクセス情報 → 地図+アイコン(直感で場所がわかる)

つまり、アイコンと図解は“読みやすさ”ではなく、“理解のスピード”を上げるツールなんです。 これはSEO対策としても非常に有効で、滞在時間を伸ばす=信頼度アップにもつながります。

わかりやすさが“安心感”を生む理由

患者様が医療サイトを見ているとき、多くは不安や疑問を抱えている状態です。 そのときに、難しい言葉や長文が並んでいると、余計に不安が増してしまいます。

逆に、アイコンや図解を使ってわかりやすく整理されていると、 「この医院は丁寧で親切だな」と感じてもらえる。 つまり、“わかりやすさ=安心感”なんです。

パソコン苦手な院長

たしかに、読みやすいだけで印象が変わりますね。

ぱそあん

そうなんです。
デザインは情報を飾るためではなく、人の不安を取り除くための工夫なんです。

わかりやすさが信頼につながる理由
  • 理解できる → 不安が減る → 安心につながる
  • 丁寧に整理されている → 誠実に感じる → 信頼される
  • アイコンや図解 → “優しさ”を感じる視覚言語

伝わるデザインとは、“安心して読める環境”をつくること。 見やすさではなく、“心地よく理解できる”ことが重要なのです。識に安心します。 それがブランドの信頼の基盤になります。

図やアイコンは「言葉のもう一つの翻訳」

アイコンや図解は、**専門用語をやさしく翻訳するツール**です。 医療の専門性を保ちつつ、患者様に寄り添った伝え方ができる。 それが、医療デザインの本当の価値です。

パソコン苦手な院長

図やアイコンって、まるで通訳みたいな存在ですね。

ぱそあん

まさにその通り。
デザインは“専門知識をやさしく翻訳する力”
医療の世界を、患者様の言葉に変えることが、
“伝わる医療サイト”をつくる最大のポイントなんです。

この記事のまとめ
  • アイコン=瞬時に理解させる視覚言語
  • 図解=複雑な情報を整理して見せる構造化ツール
  • 統一感・色味・意味の一貫性が信頼を生む
  • “わかりやすさ”が患者様の不安を解消し、安心へとつながる
ぱそあん

わかりやすさは“やさしさ”。
そしてやさしさこそが、医療サイトの一番強いデザインなんです。

次回予告

⑨ “院内の雰囲気”をサイトで伝えるデザイン演出
写真・カラー・コピーで医院の空気感をオンラインで再現する方法を解説します。

本記事のポイント
  • アイコンと図解は“見て理解するデザイン”
  • 形・意味・色の統一が安心感を生む
  • 医療サイトでは複雑な情報を“視覚で翻訳”することが重要
  • わかりやすさ=やさしさ=信頼につながる
目次