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信頼を伝える“ブランドカラー”を決めよう

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4-3ブランドカラーで信頼感を

医院の印象は“色の一貫性”で決まります。どんな想いを伝えたいかを、まず“色”で表しましょう。

目次

1.ブランドカラーとは?医院の“顔”になる色

パソコン苦手な院長

うちは開業して数年たつけど、なんとなく青を使ってるだけで“ブランドカラー”って考えたことないんです。

ぱそあん

実はその“なんとなく”が大事なんです。
ブランドカラーとは、医院の“印象・理念・信頼感”を象徴する色。
いわば、医院の顔になる色です。

ロゴや看板、Webサイト、ユニフォーム、名刺などに同じ色を使うことで、
“どんな医院か”を視覚的に覚えてもらえます。

患者様は、無意識に「いつも同じ色=安心感」と感じるもの。
つまり、色の統一=信頼感の積み重ねなんです。

2.なぜ色の統一が信頼につながるのか

パソコン苦手な院長

どうして“色をそろえる”だけで信頼感が出るんですか?

ぱそあん

人は、“一貫しているもの”に安心を感じます。
逆に、色がバラバラだと“方針が定まっていない”印象になるんです。

たとえば、
・ロゴは青
・ホームページは緑
・チラシはオレンジ
このように色が毎回変わると、患者様は同じ医院だと気づきにくくなります。

たとえ文章や写真が良くても、“色が合っていない”だけで信頼を損ねてしまうこともあるんです。

「色の一貫性」は、“言葉より早く伝わる信頼”。

ロゴ・看板・Web・SNSの色を統一することで、患者様の記憶に残る医院になります。

3.医院の理念を“色で表す”考え方

パソコン苦手な院長

じゃあ、どんな色を選べば医院らしく見えますか?

ぱそあん

それは、先生の理念や患者層によって変わります。
“どう思われたいか”を先に決めるのがコツですよ。

医院の印象別おすすめカラー

伝えたい印象おすすめカラー印象・心理効果
清潔感・誠実さブルー・ネイビー信頼・清潔・落ち着き
優しさ・親しみグリーン・ベージュ安心・穏やか・癒し
上質さ・専門性ホワイト・ゴールド高級感・丁寧さ
女性らしさ・温かみピンク・ローズ柔らかさ・共感
先進性・スピード感シルバー・ブルーグレー現代的・スマート
ぱそあん

色選びは“医院の性格診断”みたいなもの。
たとえば、“地域密着で優しい治療”ならグリーン系、
“最新設備で信頼されたい”ならネイビー系、という具合です。

4.メインカラーとサブカラーの使い分け

パソコン苦手な院長

メインカラーって1色で決めたほうがいいんですか?

ぱそあん

基本は1色を“主役”にして、補助的な色を2色ほど加えるとバランスが取れます。

3色ルールの基本

3色ルールの基本
  • メインカラー(約70%):医院の印象を決める色(例:青)
  • サブカラー(約25%):メインを引き立てる色(例:グレーやベージュ)
  • アクセントカラー(約5%):CTAやボタンに使う強調色(例:オレンジ・ゴールド)

色の使い方をこの3つに分けると、全体が整理されて見えます。
患者様の視線も自然に誘導でき、デザインに“安心感”が生まれます。

「主役の色」を決めると、デザインの迷いが減ります。
どの媒体でも同じ配色でまとめることが、ブランディングの第一歩です。

5.色のトーンをそろえるだけで“統一感”が生まれる

パソコン苦手な院長

でも、同じ青でも微妙に違うことってありますよね。

ぱそあん

そうなんです。実は“同じ色相”でもトーン(明るさ・鮮やかさ)が違うと、統一感が崩れます。

たとえば、サイト上で「鮮やかな青」と「くすんだ青」を混ぜると、チグハグな印象に。
明るさや彩度をそろえるだけで、プロっぽい印象になります。

色をそろえるときは、
・RGBやHEXコードで管理する
・デザインマニュアルに登録しておく
・CanvaやSWELLなら「ブランドカラー」に保存

こうした“再現性”があると、どのデザイナーが作っても同じ世界観を保てます。

6.医院ブランディングにおける「色の一貫性」の力

パソコン苦手な院長

色だけでブランディングって本当にできるんですか?

ぱそあん

できます。むしろ“色”はブランディングの中核です。
医院の理念やスタンスを、目で見てすぐ理解できる要素だからです。

たとえば
・ロゴの青を見ただけで「あの医院だ」と思い出してもらえる
・名刺・チラシ・制服・内装まで同じトーンで統一されている
・SNS投稿も同じ雰囲気の色味で安心感がある

これが「色の記憶による信頼形成」です。
患者様は無意識に、「見たことがある=信頼できる」と感じます。

医院ブランディングの基本は「繰り返し」。

ロゴ・サイト・紙媒体で同じ色を使うことで、“記憶に残る信頼”を築けます。

7.失敗しやすいブランドカラーの選び方

パソコン苦手な院長

逆に、“やめた方がいい色選び”ってありますか?

ぱそあん

はい。特に注意したいのが“流行りだけで決めること”です。

よくある失敗3パターン

流行色を採用してすぐに古く見える
 → 医療の信頼性は“安定”が大切。短期間で印象が変わる色は避けましょう。

複数人で決めて色がブレる
 → 意見をまとめるより、“医院の理念”を基準にするとブレません。

アクセント色を多用してチカチカする
 → 目立たせたい気持ちはわかりますが、信頼より派手さが先行してしまいます。

8.ブランドカラーを長く育てるために

パソコン苦手な院長

なるほど…でも、一度決めたら変えない方がいいですか?

ぱそあん

いい質問ですね。
基本は“変えない”ことが望ましいですが、トーンを調整して育てていくのはOKです。行りだけで決めること”です。

医院の成長やリニューアルに合わせて、
・少し明るめにして“親しみ”を強調
・グレーを足して“落ち着き”をプラス

といった調整をすると、ブランドを保ちながら時代に合った印象を保てます。
変えるときは、必ずロゴ・サイト・印刷物すべてに一貫性を持たせましょう。

9.まとめ:信頼を伝えるブランドカラーのポイント

ぱそあんのまとめ
  • ブランドカラーは“医院の顔”であり、理念を色で表すもの
  • 同じ色を使い続けることで「安心」と「記憶」が生まれる
  • メイン・サブ・アクセントの3色構成で整理
  • トーンをそろえるとプロらしい印象に
  • 流行ではなく、医院の理念を軸に色を選ぶ
  • ブランディングは“統一と継続”が信頼を作る
次回予告

→⑤は、「女性患者様に響く“あたたかカラー”の心理

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