1.ゴールドが与える“信頼と品格”の印象

ゴールドって“派手”なイメージがあるけど、医療サイトに合うんですか?



使い方次第で、とても上品に仕上がりますよ。
ゴールドは“成功・安心・信頼”を象徴する色。
過剰に使うと華美になりますが、白と組み合わせることで高級感と清潔感を両立できます。
ゴールドは「特別感」や「実績」を感じさせる色。
医療の分野では、
・審美歯科や美容歯科
・自費診療中心のクリニック
・専門性の高い医院
などに好まれています。
“医療の信頼”をベースに、“一段上の上質感”を加えたいときに効果的です。
2.ホワイトとの組み合わせで“軽やかさ”を演出



白と合わせると、どんな効果があるんですか?



白は“清潔・純粋・信頼”を表す色。
そこにゴールドを合わせると、軽やかで品のある上質感になります。
ホワイトは「空気のような存在感」。
それだけに、合わせる色の質感が印象を大きく左右します。
光沢のある金を少し添えるだけで、全体の雰囲気が一気に“整う”のです。
おすすめの使い方
・背景:ホワイト or アイボリー
・ロゴ・見出し・アイコン:ゴールド(#C9A13F や #D9B76A)
・ボタンやライン:淡いグレージュやベージュを組み合わせる
白をベースに“点”で金を使うのがポイント。
金を“面”で使うと強すぎる印象になるので注意です。
“上品に輝く医院”を目指すなら、光沢を抑えたゴールドでバランスを取るのがコツ。
3.ゴールドが映える“素材感”と明度のバランス



同じ金でも、黄色っぽかったり落ち着いたりしますよね?



そうなんです。
ゴールドには“イエローゴールド”と“シャンパンゴールド”があります。
医療サイトでは、明るすぎない落ち着いたトーンを選ぶのがポイントです。
医療デザインで使いやすい金のトーン
種類 | 特徴 | 印象 |
---|
イエローゴールド | 明るく華やか | 活気がある・少し派手に見える |
シャンパンゴールド | 落ち着きのある淡金色 | 品があり、清潔感を損なわない |
ローズゴールド | 柔らかく温かい金色 | 女性らしさと優雅さをプラス |



画面上では“光沢”を出しすぎないほうが自然。
マットな金色を背景や文字に取り入れると上品に見えます。
4.白と金の比率を整えて“清潔感”を保つ



白と金、どちらを多く使えばいいですか?



おすすめは白8:金2の割合です。
白をベースにして、見出しや装飾で金をアクセントに使うと、清潔感を保ちながら印象を引き締められます。
金が多いと“豪華すぎる印象”になり、逆に信頼感を損ねることも。
白を主役、金をサポートとして活かすのが理想的です。
たとえば、
・サイトタイトルを金文字にする
・ロゴマークの縁を金で囲む
・CTAボタンをホワイトにして、枠線だけゴールドにする
といった使い方で、自然に高級感を演出できます。
白を主役にし、金を控えめに添えることで、清潔感を損なわずに上質な印象を保てます。
5.照明・写真との色の相性にも注意



写真を載せるとき、ゴールドって浮かないですか?



照明の色と写真の色調に合わせるのが大切です。
暖色照明の写真にはゴールドが自然に馴染みますが、白色照明では冷たく見えることもあります。
たとえば、
・暖色系の写真 → ゴールドが柔らかく映える
・白っぽい照明 → 少しベージュ寄りの金(#D9C28Bなど)を使う
また、背景写真に金を重ねると文字が読みづらくなるため、文字の影(ドロップシャドウ)を薄く入れるのも効果的です。
6.上質感を伝えたい医院におすすめ



どんな医院が、この色に向いていると思いますか?



こんな医院さんには特におすすめですよ。
バランスを取るための工夫
たとえば
・審美歯科・ホワイトニング専門
・インプラント・矯正など自費治療が中心
・ア院内の内装に木目・ベージュ・大理石調が多い医院
・“上質なサービス”を伝えたい医院
ゴールドは、“信頼+特別感”を感じさせる色。
特別な施術や丁寧な診療をしている医院にはぴったりです。
7.まとめ:白と金で上品な信頼感を
- ゴールドは“信頼・成功・上質”を象徴する色
- 白と組み合わせることで清潔感を保てる
- “点で金を使い、面で白を使う”バランスが理想
- マットなシャンパンゴールドで上品に
- 白8:金2の配分を意識するとまとまりやすい
- 審美・美容系の医院に特におすすめ
白と金の組み合わせは、“静かな華やかさ”を演出します。
控えめでありながら印象に残る、信頼感あふれるデザインです。
→⑦「キーカラーを1色に絞ると“統一感”が生まれる」