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キーカラーを1色に絞ると“統一感”が生まれる

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4-61色でつくる統一デザイン

色を増やすほど、印象は散らかります。たった1色に“軸”を置くだけで、医院全体の信頼感がぐっと上がるんです。

目次

1.「色が多い=にぎやか」ではない

パソコン苦手な院長

サイトの印象を明るくしたくて、いろんな色を使ってみたんですけど、なぜか落ち着かないんですよね。

ぱそあん

くあるお悩みです。
実は“色が多い=にぎやか”ではなく、視線が分散して見にくくなるんです。
人は“統一された世界観”に安心感を覚えるので、色数を絞ることが信頼感につながるんですよ。

ホームページ全体で3〜4色以上使うと、印象がぼやけます。
特に医療サイトでは、清潔感や落ち着きを重視するため、メインのキーカラーを1色に決めるのが理想です。

2.キーカラーを決めるメリット

パソコン苦手な院長

色を1色に絞ると、なんだか地味になりそうで不安です。

ぱそあん

地味どころか、印象が洗練されて見えます。
キーカラーを決めると、“何を伝えたいか”が明確になるんです。

キーカラーを統一するメリット

キーカラーを統一するメリット。
  • サイト全体の印象に一貫性が生まれる
  • 情報が整理され、見やすく信頼される
  • ロゴや看板など他の媒体との統一感が出る
  • “この色=あの医院”と記憶に残りやすくなる

“少ない色で覚えてもらう”のがブランドの基本。
キーカラーは、“医院の性格”を映すシンボルなんです。

「色数を減らす=印象を強める」。
覚えてもらう医院は、たいてい“色の軸”がしっかりしています。

3.キーカラーの選び方

パソコン苦手な院長

じゃあ、その“軸になる色”はどうやって選べばいいですか?

ぱそあん

まずは、医院の理念や診療スタイルを思い浮かべてください。
そこから自然に導かれる色があります。

印象別・おすすめキーカラー

印象キーワードおすすめ色適した医院例
清潔・誠実ブルー系一般歯科・矯正・予防
安心・やさしさグリーン系小児歯科・地域密着型
上質・落ち着きホワイト×ゴールド系審美・インプラント中心
親しみ・温かみベージュ・ピンク系ファミリー・女性中心医院
専門性・先進性ネイビー・グレー系専門クリニック・口腔外科
ぱそあん

“医院の方針”と“患者層”を照らし合わせると、自然と合う色が見つかりますよ。

4.色を減らしても“単調”に見せない工夫

パソコン苦手な院長

1色に絞ると、逆に単調に見えませんか?

ぱそあん

いい質問です。
単調に見せないコツは、同系色の濃淡でリズムをつけること。

たとえば、ブルーをキーカラーにするなら、
・背景:淡い水色(#EAF6FB)
・見出し:中間の青(#289DD5)
・ボタン:濃い青(#1A6FB3)

このように“明度・彩度のグラデーション”をつけるだけで、統一感のある奥行きが生まれます。

ぱそあん

いい質問です。
単調に見せないコツは、同系色の濃淡でリズムをつけること。

キーカラーを使い分けるときは“トーン”を統一。

明るさを変えるだけで、豊かな表現ができます。

5.サブカラーとアクセントカラーの役割

パソコン苦手な院長

メインの1色だけじゃ、メリハリがつかない気がします。

ぱそあん

そこで活躍するのがサブカラーとアクセントカラーです。

3色構成の黄金比

たとえば、
メインカラー(70%):医院の印象を決める色
サブカラー(25%):背景や区切りなどに使用
アクセントカラー(5%):ボタンやリンクなどに強調色

“全体のバランスは3色以内”が鉄則です。
メインを決めて、残りの2色は“支える役”に回しましょう。

6.キーカラーが統一された医院の印象

パソコン苦手な院長

色を統一すると、患者さんの印象も変わりますか?

ぱそあん

はい、まったく変わります。
“整っているサイト”は、それだけで信頼されるんです。

たとえば
・どのページを見ても一貫したトーン
・SNSやパンフレットも同じ色調
・写真・フォント・ボタン色まで共通

これが“ブランドとして覚えてもらえる医院”の条件です。
見た瞬間に「ここだ」と思い出してもらえるのは、色の統一力のおかげなんです。

同じ色を繰り返すと“記憶に残る”医院になる。統一されたデザインは、患者様の安心感を育てます。

統一されたデザインは、患者様の安心感を育てます。

7.失敗しがちな色の使い方

パソコン苦手な院長

逆に、色で失敗するパターンってありますか?

ぱそあん

あります。
主にこの3つは避けたいですね。

よくある3つの失敗

STEP
ページごとに違う色を使っている

→ 統一感がなく、別サイトのように見える。

STEP
見出しとボタンが同じ色で目立たない

→ 重要部分が埋もれてしまう。

STEP
彩度の高い色を多用している

 → チカチカして目が疲れる印象に。

ぱそあん

“どこを目立たせたいか”を決めて、色の役割を整理するだけで改善できます。ね。

まとめ:色を絞るほど、印象は深くなる

ぱそあんのまとめ
  • 医療サイトはキーカラー1色を軸にするのが理想
  • 色数を減らすと“世界観”が統一され、信頼感が生まれる
  • 同系色の濃淡で立体感を出す
  • サブカラー・アクセントカラーは“支える役”に徹する
  • 色を繰り返すことで、患者様の記憶に残る医院に

「たった1色」を決めることが、“医院の個性を際立たせる最短ルート”です。

次回予告

→⑦「キーカラーを1色に絞ると“統一感”が生まれる」

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