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Instagram運用で差がつく!医院ブランディング3ステップ

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6-3Instagramで伝わる医院力

Instagramは、医院の「雰囲気」や「人柄」が最も伝わりやすいSNSです。
いまや多くの患者様が、来院前にInstagramを見て医院の印象を判断しています。
本記事では、フォロワー数よりも信頼を重視した医院ブランディング3ステップを紹介します。

目次

1.Instagramは「写真で伝える医院のストーリー」

Instagramは「視覚で感じる信頼」のメディアです。 単なるお知らせではなく、医院の理念や想いを“写真の世界観”で表現する場所として活用しましょう。

パソコン苦手な院長

写真って、どんな内容を投稿すればいいんでしょう? 治療の写真は載せにくいですよね。

ぱそあん

治療写真よりも、「医院の雰囲気」や「スタッフの人柄」が伝わる内容が大切です。
清潔な院内、笑顔のスタッフ、季節の飾り、院長のひとことメッセージなど、
“行ってみたくなる空気感”を写真で表現しましょう。

Instagramは“おしゃれさ”よりも“安心感”と“信頼感”が大切。 写真・色味・トーンが統一されていると、医院の誠実さが自然と伝わります。

2.STEP1:テーマを決めて「投稿の方向性」を統一する

まず大切なのは、「何を発信するアカウントか」を明確にすること。 “投稿テーマ”を決めておくと、内容に一貫性が出て、フォロワーが安心してフォローできます。

投稿テーマの例
  • ① 予防歯科・健康情報発信(患者様が学べる投稿)
  • ② 院内の雰囲気紹介(人柄・安心感を伝える)
  • ③ スタッフの日常・季節のイベント(親しみを演出)
  • ④ 院長メッセージ・診療理念(信頼を高める)

テーマを3〜4本に絞ることで、投稿の軸がぶれません。 逆に、なんでも投稿してしまうと「このアカウントは何の発信かわからない」と離脱されやすくなります。

3.STEP2:トーンと色味で“医院らしさ”を統一する

Instagramで“統一感”を出すために最も重要なのが色とトーンです。 投稿の配色や明るさをそろえることで、ブランドとしての信頼感が高まります。

  • 背景を白・淡いグレーなどに統一(清潔感)
  • 制服やロゴカラーをアクセントに使う(医院らしさ)
  • 明るく自然光を感じる写真で統一
  • テンプレート投稿(Canvaなど)も同系色で統一

たとえば、ロゴが青なら投稿にも淡い青を差し色として入れるなど、 「視覚的に医院を思い出せる一貫性」を意識しましょう。

パソコン苦手な院長

色味や雰囲気をそろえると、デザインが難しそうに見えます。

ぱそあん

テンプレートを3種類だけ決めておくと簡単です。 「説明用」「お知らせ用」「季節用」など。 投稿を重ねても統一感が崩れません。

4.STEP3:ハッシュタグと投稿設計で“見つけてもらう”

ハッシュタグは、単に検索されるためだけでなく、 「どんな医院か」を言語化するツールです。 地域+診療科+医院の特徴を組み合わせるのがコツです。

おすすめハッシュタグ構成
  • ① 地域名+診療科(例:#世田谷区歯医者 #札幌矯正歯科)
  • ② 医院コンセプト(例:#痛みに配慮した治療 #家族で通える歯科)
  • ③ 投稿内容(例:#ホワイトニング #定期検診 #予防歯科)

また、キャプション(本文)は「話しかけるような文体」で書くと効果的です。 難しい言葉よりも、患者様が日常で使う言葉で説明しましょう。

パソコン苦手な院長

キャプションに何を書けばいいかわからなくて、いつも短くなってしまいます。

ぱそあん

文章の構成は「①結論 → ②理由 → ③行動提案」の3ステップがおすすめです。
例:「定期検診で早期発見できます😊 → 痛みが出る前に治すことが大切 → ご予約はLINEからどうぞ!」

5.投稿を「シリーズ化」して信頼を積み重ねる

投稿に一貫したテーマを持たせると、医院の発信に「物語性」が生まれます。 たとえば、「院長コラム」「1分でわかる歯の豆知識」「スタッフ紹介シリーズ」など。 シリーズ化は、フォロワーが継続的に見てくれる仕組みになります。

「継続して見たい」と思われるアカウントは、信頼されるアカウント。 “定期更新”よりも“価値のある発信”を重視しましょう。

6.Instagram運用で注意すべきポイント

  • 患者様の顔が映る場合は、必ず同意を得る
  • ビフォーアフター投稿は、医療広告ガイドラインを遵守
  • 過度な表現(完全に治る・必ず白くなる)はNG
  • スタッフ個人アカウントとの棲み分けを明確に

Instagramは気軽に見える反面、医療広告法の対象にもなります。 特に審美・矯正・インプラントなどは、表現ルールを確認した上で発信しましょう。

7.まとめ:「美しいフィード」より「信頼される世界観」を

Instagram運用の目的は「見た目を整えること」ではなく、信頼される世界観をつくること。 色・言葉・写真のトーンを統一すれば、医院の理念や想いが自然に伝わります。

SNSは広告ではなく「信頼を育てる接点」。 毎日の投稿が、患者様の“安心”を支えるブランド発信になります。

次回記事のお知らせ(④ LINE公式アカウントの活用法)

次回は、LINE公式アカウントの運用方法を解説。 再診促進・予約誘導・キャンセル防止につながるメッセージ設計を紹介します。

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