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LINE公式アカウントの活用法(再診・キャンセル防止・予約誘導)

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6-4LINEで信頼を育てる導線設計

「LINE公式アカウント」は、患者様と最も近い距離でつながる“オンライン受付”。
ただ登録して終わりではなく、再診促進・キャンセル防止・予約誘導に活かすことで、
医院の信頼と来院率を同時に高めることができます。
今回は、医療機関に適したLINE運用の仕組みづくりを解説します。

目次

1.LINE公式を“第二の受付スタッフ”として活用する

LINEは、メールや電話よりも開封率が圧倒的に高いツールです。 そのため、「伝えたい情報を確実に届けられる」という大きな強みがあります。 医院にとってLINEは、“第二の受付スタッフ”のような存在です。

パソコン苦手な院長

お知らせ配信くらいしか使っていません。もっと活かせる方法はありますか?

ぱそあん

もちろんです。
LINEは「通知」だけでなく「信頼構築」「来院サポート」に使えます。 たとえば、再診のリマインドや、キャンセル防止の声かけを自動化することで、 受付スタッフの負担も減らせます。

つまり、LINEは“集患ツール”ではなく、“関係維持ツール”。 既存患者様とのつながりを深めるほど、医院全体の評価や口コミにもつながります。

2.LINEでできる3つの基本機能を活かそう

医院運営で活用できるLINE3機能
  • ① リッチメッセージ:画像+ボタンで直感的に予約・相談を誘導
  • ② 自動応答(チャットボット):よくある質問への即時対応で安心感アップ
  • ③ タイムライン投稿:イベントや診療時間変更のお知らせを拡散

これらを上手く使えば、「電話が減る × 満足度が上がる」という理想的な状態をつくれます。 特に予約誘導やリマインドにLINEを組み込むと、無断キャンセルの防止にも効果的です。

3.再診を自然に促すメッセージ設計

再診リマインドは「催促」ではなく、「気づき」を与えることが大切です。 単に「ご予約をお願いします」と送るよりも、“思いやり”のある文面が患者様の心に響きます。

パソコン苦手な院長

リマインドって、どんな文面にすれば感じが良いですか?

ぱそあん

たとえば、こんなメッセージがおすすめです👇

再診リマインド文例

こんにちは、〇〇歯科です🦷
前回の診療から3ヶ月が経ちました。
定期検診の時期になりますので、お口のチェックにお越しください😊
ご予約はLINEのメニューから24時間受付できます。

「あなたの健康を気にかけている」というトーンが伝わると、患者様は好印象を持ちます。 また、絵文字をさりげなく入れることで、医院らしいやわらかさも演出できます。

4.キャンセル防止のための“前日リマインド”

LINEは、キャンセル防止にも非常に効果的です。 特に「予約前日リマインド」を自動化するだけで、ドタキャン率を大幅に減らせます。

  • 前日の午前中に自動メッセージ送信
  • 内容はシンプルに「明日のご予約確認」+医院の名前
  • 予約変更が必要な場合はLINE返信でOKと明記

例文: 「〇〇歯科からのお知らせです📅 明日はご予約日です。 ご都合が悪い場合は、LINE返信でお気軽にご連絡ください。」

こうした丁寧なリマインドが、“患者様を大切にしている医院”という印象につながります。 忙しい方ほど、ちょっとした配慮で信頼度が上がります。

5.予約誘導は「押し売り」ではなく“自然な導線”で

予約誘導は「今すぐ予約を!」よりも、“行動のきっかけ”を与える形が自然です。 ボタンやメニューをわかりやすく配置することで、患者様が迷わず行動できます。

おすすめの予約導線
  • リッチメニューに「予約」「相談」「診療時間」を配置
  • 投稿文の最後に「LINEから予約できます」と自然に記載
  • QRコードを院内掲示・診察券・HPに統一掲載

導線をシンプルにするほど、行動率が上がります。 患者様は「どこから予約すればいいのか」がすぐ分かる医院に安心感を覚えます。

6.LINE配信で注意すべきポイント

  • 頻繁すぎる配信は避ける(目安:月2~3回)
  • 診療時間や料金などの表現は正確に(医療広告ガイドライン順守)
  • スタンプ・絵文字の使いすぎに注意(親しみすぎはNG)
  • 送信時間帯は9:00~20:00の間に限定

LINEは手軽に見られる反面、通知が多いとブロックされやすいです。 「必要な情報を、やさしく届ける」頻度とタイミングが信頼の鍵です。

7.まとめ:LINEは“つながりを深める信頼ツール”

LINE公式は、患者様と医院をつなぐ「信頼の窓口」です。 再診リマインド・キャンセル防止・予約導線――これらを整えることで、 “伝える”から“支える”コミュニケーションへと変わります。

LINEを通して「いつでも相談できる医院」という印象を築くことが、 長期的な来院率と満足度の向上につながります。

次回記事のお知らせ(⑤ Googleビジネスプロフィールの活かし方)

次回は、Googleビジネスプロフィールの最適化で信頼度を高める方法を解説。 写真・口コミ・Q&Aの型など、医院ブランディングに役立つ具体策を紹介します。

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