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色で変わる“第一印象”の心理効果とは?

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第一印象を変える色の心理

人は、内容よりも先に「色」で印象を判断すると言われています。
医療サイトでも「清潔そう」「優しそう」「頼れそう」と感じるのは、色が作る第一印象の力です。
本稿では、患者様の心理に働きかける医療サイトの配色設計と心理効果を具体例とともに解説します。

目次

1.第一印象は“0.1秒”で決まる

パソコン苦手な院長

文章や写真よりも、色で判断されるって本当ですか?

ぱそあん

はい。視覚情報の約8割は色彩によるものです。
サイトを開いた瞬間に感じる「清潔」「信頼」「安心」は、色のトーンが作り出しています。 医療サイトでは特に“安心と信頼”を軸にした色選びが重要です。

色が与える主な心理効果
  • 青:清潔・信頼・誠実・安心
  • 緑:自然・癒し・穏やかさ
  • 白:清らかさ・純粋・安全
  • ピンク:やさしさ・思いやり・温もり
  • ベージュ:柔らかさ・落ち着き・安定感

2.医療サイトで避けたい“誤解される色”

色には心理的なプラス面とマイナス面があります。 誤った使い方をすると、患者様が無意識に不安を感じることもあります。

良い印象避けたい印象
情熱・行動力痛み・危険・緊張
高級感・重厚感威圧・閉鎖的・不安
黄色明るさ・元気注意・落ち着かない印象
グレー控えめ・調和冷たさ・距離感

特に赤の使い方には注意が必要です。 「強調」ではなく「警告」に見えてしまうため、医療サイトでは予約ボタンなどのアクセントとして控えめに使うのが安全です。

3.色のトーンで“医院の性格”が伝わる

同じ青でも、明度・彩度によって印象は変わります。 淡いトーンなら「やさしさ」、濃いトーンなら「誠実・専門性」を感じさせます。

トーン別の印象イメージ
  • 淡いブルー:優しさ・親しみやすさ(小児・予防系に◎)
  • 中明度ブルー:誠実・清潔(一般歯科・総合クリニック)
  • 濃いブルー:専門性・信頼(口腔外科・医療法人など)

4.補色を使って視線を誘導する

色の組み合わせ(コントラスト)で、患者様の視線を導くことができます。 特に補色関係(反対色)を活用すると、ボタンやリンクが自然に目に入ります。

ベースカラーアクセントカラー(補色例)
ブルーオレンジ・コーラル
グリーンピーチピンク・レッド
ベージュネイビー・ブラウン
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