
「“ブランディング”ってよく聞きますけど、医療でも必要なんですか?
うちは地域密着だから、あまり関係ないような気もして…」



「実は、地域密着の医院こそ“ブランディング”が大切なんですよ。<br />ブランディング=医院のらしさを伝えることなんです。」
医療ブランディングとは、“選ばれる理由”を明確にすることです。
決して宣伝的なものではなく、理念・人柄・想いを形にして患者様へ伝える取り組みです。 「この医院に通いたい」と思ってもらうためには、見た目の印象と発信するメッセージに一貫性を持たせることが重要です。
どんな理念で、誰に何を届けたいかを明確にすることが第一歩です。
1. 理念からデザイン・言葉までをつなげる
医院の理念は、サイトの根幹です。 たとえば「地域の健康を支えたい」という想いがあるなら、 温かみのある色・やさしい言葉・落ち着いた写真で統一することで、理念が自然に伝わります。
逆に、理念とデザイン・文章がバラバラだと、“何を大切にしている医院なのか”が伝わりにくくなります。



「なるほど。“見た目”と“想い”がつながっていないと、信頼も生まれにくいわけですね。」



「そうです。ブランディングとは、“医院の想いを一貫して表現すること”なんです。」
2. “誰に向けて発信するか”を明確にする
ブランディングの中心は、ターゲットの明確化です。
「どんな患者様に来てほしいのか」「どんな悩みを解決したいのか」を明確にすると、 デザインや文章の方向性も自然に定まります。
たとえば、小児歯科なら“親しみやすさ”、審美治療なら“上品で洗練された印象”を意識すると良いでしょう。
相手が変われば、色・言葉・写真すべてのトーンが変わります。
3. 継続的な発信が“信頼”を育てる
ブランディングは一度作って終わりではありません。
定期的な更新や情報発信があってこそ、信頼が積み重なります。
サイトやSNSで“医院の日常”や“取り組み”を発信することで、 「この医院は誠実に取り組んでいる」と感じてもらえるのです。



「なるほど、サイトを作って終わりではなく、続けていくことが大事なんですね。」



「はい。ブランディングは“継続する姿勢”そのものなんです。」
デザイン・言葉・発信を通して、医院の姿勢を伝えましょう。
デザインあつめでは、医院の理念整理・カラー提案・メッセージ設計までトータルでサポートしています。 どんな医院にも“らしさ”があり、それをどう表現するかで印象は大きく変わります。
医療ブランディングは、“医院の想いを見える形にする”ための手段です。



「次回は、ブランディングと相性の良い“SNS活用・情報発信”のお話をしますね。」



「お願いします! 継続発信のコツ、知りたいです。」
SNSで信頼を育てる。医療機関の情報発信の考え方とは?