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写真とのバランスで“色の印象”が変わる

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4-8写真と色のバランス術

色だけでデザインは決まりません。実は“写真との相性”こそが、医院の雰囲気を左右する大きなポイントなんです。

目次

1.写真と配色がチグハグだと“違和感”が生まれる

パソコン苦手な院長

写真を入れたら、デザインの印象が崩れた気がするんですが…

ぱそあん

それは“色のトーン”が写真と合っていないのかもしれません。
写真と背景・文字色のトーン(明るさや温度感)がずれていると、見る人は無意識に違和感を覚えます。

白背景は、モニターの光を強く反射するため、スマホやPCで長時間見ると目がチカチカします。
その結果、読者は無意識に「読むのがしんどい」と感じてしまうのです。

たとえば、
・暖かい照明の院内写真 × 冷たいブルー背景 → 不自然で寒々しい印象
・クールトーンの写真 × ベージュ背景 → ぼんやりして見える

色の印象は、写真とサイトカラーの調和で決まるといっても過言ではありません。

写真と色のトーンがずれると、“違和感”として目立ちます。

色を変えるより先に、写真の明るさ・色味を整えることが重要です。

2.写真に合わせて背景色を微調整する

パソコン苦手な院長

背景を変えると、写真が沈んだり浮いたりするんですよね。

ぱそあん

それは自然な現象です。
写真の“色温度”に合わせて、背景の明るさや色味を少し調整してあげましょう。

色温度に合わせた背景色の選び方

写真の傾向向いている背景色印象
暖色系(オレンジ照明・木目)アイボリー・ベージュ系温かく親しみやすい
寒色系(白壁・昼光色)ペールブルー・グレー系清潔で落ち着いた印象
中間色(自然光・ニュートラル)ホワイトグレーバランスが良くどんな写真にも合う

大事なのは“写真を主役にして色が引き立て役になること”。
背景を目立たせるのではなく、“なじませる”意識でまとめましょう。

3.写真が多いサイトでは“色を控えめに”

パソコン苦手な院長

スタッフ写真とか、診療風景の写真を多く載せたいんです。

ぱそあん

写真が多いサイトこそ、配色は控えめにするのが鉄則です。
写真そのものが“色の要素”になるからです。

写真が多い場合、背景や見出しまでカラフルだと、視線が分散します。
ベースは白や淡いグレーで整え、見出しだけに医院カラーを使うくらいがちょうど良いです。

“余白で見せるデザイン”を意識すると、写真が自然に映えます。

“写真=主役”にしたいときは、背景を控えめに。
淡い色と広めの余白が、清潔感と信頼感を生みます。

4.光の向きと写真トーンにも注意

パソコン苦手な院長

同じ医院の写真なのに、ページによって印象がバラバラなんですよね。

ぱそあん

れは“光の方向”や“ホワイトバランス”が違っているからです。
写真の撮影条件が違うと、色味の印象が揃わなくなるんです。

トーンを揃える簡単チェック

・写真を並べて全体の明るさが均一かを見る
・オレンジっぽいものは色温度を下げる(青寄り)
・青っぽいものは少し暖色寄りに補正する
・トップページと下層ページの色味を見比べて統一

見てほしいのは“内容”なので、色味のムラがあると信頼感を損ねます。
画像補正で“全体を少し明るく整える”だけでも印象が変わりますよ。

5.色が写真を“印象的に見せる”こともある

パソコン苦手な院長

逆に、色のほうで写真を引き立てることってできますか?

ぱそあん

もちろんできます!
たとえば、補色の関係を意識すると、写真がより鮮明に見えるんです。

写真を映えさせる補色の組み合わせ

写真の主色引き立てる背景色効果
青系の写真(制服・院内)オレンジ〜ベージュ系明るく温かみをプラス
緑系の写真(植物・ロゴ)ピンク〜コーラル系柔らかく華やか
白多めの写真ペールブルー・ゴールド系高級感と奥行き
ベージュ系の写真グレー〜ネイビー系引き締まって印象的

“写真と色の対話”を意識すると、自然に視線が集まります。
ただし、強いコントラストをつけすぎると、写真の雰囲気が壊れるので注意です。

色は“写真を支える脇役”。

主張しすぎない色を選ぶと、自然な温度感で信頼感が生まれます。

6.写真と色を揃えると“世界観”が完成する

パソコン苦手な院長

なるほど…色と写真を合わせるだけで、サイトの世界観って変わるんですね。

ぱそあん

そうなんです。
写真と色が揃うと、“医院らしさ”が自然に伝わります。
それがブランディングの第一歩なんですよ。

写真のトーン(暖色 or 寒色)に合わせて、背景色を微調整しましょう。

たとえば
・優しさを伝えたい医院 → 暖色系の写真+ベージュ系背景
・専門性を伝えたい医院 → 寒色系の写真+ブルーグレー背景
・上質感を出したい医院 → 白多めの写真+淡い金・グレージュ背景

全体を見て、“違和感のない調和”を目指すのが理想です。

7.まとめ:写真と色が一致すると信頼感が生まれる

ぱそあんのまとめ
  • 写真とサイトカラーのトーン(明るさ・温度)を合わせる
  • 背景は写真より一歩引いた“引き立て役”に
  • 写真が多いサイトは、色を控えめにして余白で整える
  • 色温度・光の方向を統一して自然な印象に
  • 補色を使うと写真が映えやすいが、強すぎないよう注意

背景色は、主張しないようでいて“サイト全体の雰囲気”を決める重要な要素。
心地よい色を選ぶことで、患者様が“最後まで読んでくれるサイト”になります。

次回予告

→⑨「写真とのバランスで“色の印象”が変わる」

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