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「伝わるデザイン」を支える“余白と整列”のルール

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余白と整列のデザイン法

デザインの上手い・下手を分けるのは、配色でもフォントでもありません。
最も重要なのは「余白」と「整列」。これが整うだけで、医療サイトは一気に信頼感と品格を持ちます。
本稿では、視線誘導・余白バランス・グリッド整列・行間ルールなど、安心感と専門性を両立するデザイン設計の基本を解説します。

目次

1.余白は「呼吸スペース」=患者様の安心を生む設計

パソコン苦手な院長

情報を詰め込みすぎて、どこを読めばいいか分からない…と感じる方が多いです。

ぱそあん

余白は「空き」ではなく、読む人に安心して呼吸できる間を与える空間です。
文字や画像の周囲に一定のマージンを確保することで、内容の信頼度が高まり、伝わるスピードも上がります。

余白設計の基本4ルール
  • 要素間は「視線が飛ばない」距離を基準に
  • 上下の余白>左右の余白で安定感を出す
  • セクション間は1.5倍の余白で明確に区切る
  • 見出しの上は広く、下は狭くで読みやすく

2.整列の基本は「見えない線を通す」

整列の乱れは、無意識に「雑」や「不安定」といった印象を与えます。 特に医療サイトでは縦軸・横軸の一貫性が信頼感の基盤。見えない線を通す意識を持ちましょう。

整列の黄金ルール
  • ・左揃えで「文章のリズム」を統一
  • ・画像や見出しの端をグリッド(8px単位)で合わせる
  • ・テキスト+ボタン+アイコンをベースラインで統一
  • ・右端がズレると不安定に見えるため注意

3.“余白と整列”は心理効果で信頼に変わる

パソコン苦手な院長

見た目が少し違うだけで「ここは丁寧そう」と感じるのはなぜですか?

ぱそあん

余白が整うと、脳が「整理された=信頼できる」と判断します。
特に医療サイトでは、余白=清潔感整列=専門性として認知されるため、デザイン心理学的にも欠かせません。

4.行間・段落間で“読むリズム”をつくる

行間が詰まりすぎると「圧迫感」、空きすぎると「間延び感」。 本文はフォントサイズの1.8倍前後、段落間は行間の1.5倍を目安に設定しましょう。

おすすめ行間設定(目安)
フォントサイズ行間(line-height)段落間(margin-bottom)
14px25px30〜35px
16px29px35〜40px
18px32px40〜45px

5.セクション間の余白は「意味の区切り」

コンテンツが長くなるほど、セクション間の余白が“意味のつながり”を示します。 見出し間は1.5倍〜2倍の余白を取り、グループを視覚的に分けることで、読者は迷わず内容を追えます。

6.左右非対称の余白で“動き”を出す

すべてを均等に配置すると単調に感じる

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