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“患者様の声ページ”を信頼アップにつなげる見せ方と注意点

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1-10患者様の声で高まる信頼
パソコン苦手な院長

患者様の声を掲載しているんですが、どうしても「自作っぽく見える」と言われてしまって…。

ぱそあん

それはもったいないですね。
“患者様の声ページ”は、使い方次第で医院の信頼を何倍にも高めるコンテンツなんです。

患者様の声は“第三者の証言”。
医院からの発信ではなく、患者様の言葉で伝わる“信頼の証”
見せ方と構成を工夫することで、最も強力な“信頼ページ”になります。

目次

1.“患者様の声”ページの目的を整理する

まず大切なのは、「なぜ掲載するのか」という目的を明確にすること。
単に“感想を並べる”だけでは、信頼感にはつながりません。

患者様の声ページの役割
1.初診の不安を解消する(リアルな体験談で共感を得る)
2.医院の姿勢を裏づける(理念・方針の実証になる)
3.リピート・紹介を促す(安心感の共有)
この3つの目的を意識すると、構成や表現の方向性がブレなくなります。

ぱそあん

患者様の声は“口コミ”ではなく、“信頼のストーリー”。
どんな印象を与えたいかを、最初に決めておきましょう。

2.“誰の声なのか”を明確にする

匿名のままでは、「本当に存在するの?」と不信感を持たれることがあります。
信頼を得るためには、“実在性を感じさせる表現”がポイントです。

表記の工夫例
・フルネームは避け、「○○市在住・40代女性」など属性を添える
・顔写真やイラストを添えて“リアル感”を出す
・できれば直筆メッセージやアンケート画像を使用

こうした工夫で、“作られた印象”が消え、自然な信頼が生まれます。

ポイント

名前や顔を出すことよりも、“実際に存在していると感じられる工夫”が大切。
信頼の根拠は「リアリティ」です。

3.ストーリー仕立てで「共感」を生む

患者様の声は、ただのコメントではなく、“体験談”として読まれるページです。
「どんな悩みを持って来院し、どう変わったのか」を流れで見せることで、共感が生まれます。

ストーリー構成の例
1.来院のきっかけ(どんな悩みで来たのか)
2.治療中の印象(先生やスタッフの対応)
3.治療後の変化(結果・気持ちの変化)
この3ステップで構成すれば、短い文章でも“読まれる声”になります。

パソコン苦手な院長

長文を書いてもらうより、流れを意識した方が伝わるんですね。

ぱそあん

そうなんです。長さより“リアルさ”。ストーリーが共感を呼びます。

4.写真・デザインで“証拠力”を高める

文章だけでは信ぴょう性が弱く見えることもあります。
そこで効果的なのが、写真やビジュアルの使い方。

見せ方のコツ
・患者様本人の写真(許可を得た上で)や治療前後の比較写真
・手書きアンケートの画像(原文のまま掲載)
・背景に医院の雰囲気が伝わる写真を入れる

ただし、写真加工や過度な装飾はNG。
「清潔・誠実・自然」が信頼デザインの基本です。

“飾らないリアル”が最も強い説得力を持ちます。

デザインは控えめに、言葉と表情を引き立てましょう。

5.医院側の“ひとこと返信”を添える

患者様の声を掲載するときは、医院側からのコメントを一言添えるのがおすすめです。

例文
・「嬉しいお言葉をありがとうございます。これからも丁寧な説明を心がけてまいります。」
・ご家族皆様のサポートができて光栄です。定期検診でもお待ちしております。」
こうした返信コメントは、“双方向の信頼”を感じさせます。

「患者様を大切にしている医院」という印象が自然と伝わります。

ぱそあん

コメントは宣伝ではなく“感謝の言葉”。
それが一番、心に響くんです。

6.注意点:信頼を損なう“やりすぎ表現”に注意

患者様の声ページで注意すべきなのは、“信頼を壊す誇張表現”。

避けるべき例
・「痛くなかった!」「完璧な治療!」などの過度な強調
・医療効果を保証するような表現
・他院との比較・批判的コメントの掲載
医療広告ガイドラインにも触れる恐れがあるため、
“患者様の主観として紹介する”表現にとどめましょう。

ポイント

信頼は「控えめな表現」で守られます。
“誠実に伝える姿勢”こそ、患者様に響く最大の説得力です。

7.ページ構成:見やすく、信頼を導くデザインに

“患者様の声ページ”は、一覧性と読みやすさが重要です。
一人分を長く掲載するよりも、複数の短文をリズミカルに並べる構成が理想的です。

レイアウトの工夫
1.吹き出し・カード型で見やすく並べる
2.年代・性別・地域などをタグ表示
3.写真付き・手書き付きなどで種類をミックス
こうすることで、ページ全体に温度感と信頼の多様性が生まれます。

パソコン苦手な院長

たしかに、患者様の声って“人の温かさ”を感じますね。識した方が伝わるんですね。

ぱそあん

そうなんです。信頼はデザインではなく、“言葉の温度”から生まれます。

8.まとめ:患者様の声は“医院の証拠”

“患者様の声”は、医院が日々積み重ねてきた信頼そのもの。
ひとつひとつの体験が、医院の想いを代弁しています。

信頼を高める患者様の声ページ 5つのポイント
1.目的を明確に(信頼・共感・不安解消)
2.実在性を感じさせる表現にする
3.ストーリーで共感を生む
4.写真と医院コメントでリアリティを強化
5.誇張せず、誠実に伝える

まとめメッセージ

“患者様の声”は、医院の真実を語るページ。
一人の声が、次の患者様の安心につながり、医院の信頼を積み重ねていきます。
誠実に、丁寧に。 それが何より強いブランディングです。まります。

次回の記事予定

→ 「⑪ 医院の“採用ページ”で魅力を伝えるストーリー設計」

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