1.なぜGoogleマップ対策が重要なのか
パソコン苦手な院長ぱそあん先生、最近は“マップで医院を探す人”が増えてますよね?



その通りです。特にスマートフォンでは「歯医者 近く」「整形外科 駅名」など、位置情報を使った検索が主流になっています。 Googleマップ対策(MEO:Map Engine Optimization)は、SEOと同じくらい重要になっています。
- ・スマホ検索で上位表示される(来院チャンス増加)
- ・地図上で医院の印象を高める(ブランド強化)
- ・口コミで“第三者の信頼”を得られる
つまり、Googleマップは「見つけてもらう入口」であり、「信頼を感じてもらう窓口」です。
2.Googleビジネスプロフィールを整える



Googleビジネスプロフィールって、登録したまま放置している医院も多いですよね。



そうなんです。放置していると、誤情報や古い写真が残ったままになり、医院の印象を損ないます。 まずは「最新・正確・信頼できる情報」を整えることが第一歩です。
- ① 正確な住所・診療時間・電話番号
- ② カテゴリー設定(例:「歯科医院」「整形外科クリニック」など)
- ③ 高画質な外観・院内・スタッフ写真
- ④ サービス項目(自由診療・訪問診療など)
- ⑤ 公式サイト・予約ページのリンク
Googleは「情報が更新されている=信頼できる医院」と判断します。 定期的に写真や投稿を更新することも、MEO強化につながります。
3.口コミを“自然に集める”仕組みづくり



口コミって、お願いしてもなかなか増えません…。どうすれば自然に増やせますか?



口コミは「お願い」よりも「流れで投稿できる導線」を作ることがポイントです。 例えば、ホームページやLINE公式アカウントに口コミリンクを設置するだけでも投稿率は上がります。
- ・診療後のフォローLINEやメールに口コミURLを添付
- ・ホームページのフッターやアクセスページに「口コミ投稿はこちら」を設置
- ・待合室のポスターやQRコードで案内
- ・院内で「ご意見ボード」や「お声カード」を活用
ただし、口コミを依頼する際は「報酬や特典を与えない」ように注意。 Googleポリシー違反になるため、あくまで自然な流れで促すことが大切です。
4.口コミをサイトに“安心の声”として活用する



ホームページにも口コミを載せたいけど、そのまま転載はダメですよね?



そうですね。Googleマップの口コミをそのまま転載するのはNGです。 ただし、「患者様の声」ページとして要約・匿名化すれば問題ありません。
- ・口コミの要約を匿名で紹介(例:「30代・女性」など)
- ・Googleマップのリンクを併記して“公式感”を出す
- ・「患者様の声」ページに導線を設け、一覧化
- ・星評価の平均値をデザインで表示する(動的埋め込み可)
口コミは「第三者の信頼証明」。 医院の発信ではなく、患者様の言葉で伝えることで安心感が増します。
5.サイト設計での導線と連動のコツ



ホームページとGoogleマップをどう連携すればいいですか?



トップページ・アクセスページ・フッターの3箇所に、Googleマップ埋め込み+口コミリンクを設置しましょう。 さらに、口コミ件数や星評価をサイト上で見せると、安心の可視化ができます。
- ・トップページ下部にGoogleマップ+星評価ウィジェット
- ・アクセスページに「Googleマップで開く」ボタン
- ・フッターに「口コミを見る」リンクを固定
サイト全体で「地図→口コミ→予約」への流れを自然に作ることで、集患力の高い導線が完成します。
6.ぱそあんのまとめ
- Googleマップは医院の“第一印象”を決める
- 最新・正確な情報更新が信頼を生む
- 口コミは「自然に集める導線設計」が鍵
- サイト内では匿名要約で安全に活用
- 「地図→口コミ→予約」導線を設計して集患力を高める
Googleマップと口コミは「外部にある信頼資産」。 それをホームページと連動させることで、来院前から“安心できる医院”という印象を作り出せます。
次回記事のお知らせ(B9️⃣ スタッフ紹介を“人柄が伝わる”ページに変える方法)
次回は、スタッフ紹介ページを単なる写真一覧から“信頼と親しみが伝わる構成”に変える方法を解説します。









