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医療サイトのセキュリティ・SSLチェック|患者情報を守るための技術と運用ルール

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SSLと安全管理の基本

医療サイトは「信頼」で成り立っています。
その信頼を支えるのがセキュリティとSSL(暗号化通信)です。

本章では、WordPressを中心とした医療サイト運用において、
患者様の個人情報を守るために必要な技術・設定・運用ルールを整理します。

SSL設定の確認方法、フォーム送信の保護、権限管理やバックアップ体制、
さらに内部・外部の脆弱性対策まで、今日から実践できる視点で解説します。

院長

「普通の企業サイトと何が違うのでしょうか?
SSLを入れていれば十分ではありませんか?

ぱそあん

医療サイトでは「健康情報」や「来院履歴」など、
個人を特定しやすい情報を扱います。

⑥医療サイトのセキュリティ対策を3ステップで解説する図解(SSL確認・情報保護・運用対策)

万が一の情報漏えいは、
医院の信頼低下だけでなく、法的責任や行政指導につながる可能性もあります。
そのため、SSLだけでなく、日常の運用を含めた継続的な安全管理が欠かせません。

目次

1.なぜ医療サイトにセキュリティが重要なのか

医療サイトで守るべき領域は、大きく分けて次の4つです。

  • 通信の安全:SSL/HTTPSによる暗号化
  • フォームの安全:スパム対策・同意取得・送信管理
  • システムの安全:WordPress本体・テーマ・プラグイン管理
  • 運用の安全:権限設定・バックアップ・端末管理

セキュリティは「設定」だけでなく、
誰が・どう運用するかまで含めて考える必要があります。

2.SSL設定の確認と更新チェック

SSL(HTTPS)は、患者様とサイト間の通信を暗号化し、
第三者による盗聴や改ざんを防ぐ基本的な仕組みです。

ただし、導入して終わりではありません。
以下のポイントまで必ず確認しましょう。

  • SSL証明書の有効期限が切れていないか
  • 自動更新が正しく設定されているか
  • http → https へのリダイレクトが有効か
  • 画像や外部ファイルが未暗号化(混在コンテンツ)になっていないか

特に混在コンテンツは、
「保護されていません」という警告表示につながりやすいため注意が必要です。

3.フォーム送信の保護と同意文の表記

お問い合わせフォームは、
個人情報が最も集まるポイントです。

SSLで通信が守られていても、
フォーム自体に次の対策がなければ十分とは言えません。

  • スパム対策(reCAPTCHA・honeypotなど)
  • プライバシーポリシーへの同意チェック(必須)
  • 送信ログの管理と保存期間の明示
  • 自動返信メールによる送信内容の確認

医療機関では、
「送信=個人情報提供」であることを明確にし、
患者様が安心して送信できる設計が重要です。

4.WordPressの脆弱性対策と更新ルール

WordPressは世界中で使われているため、
同時に攻撃対象にもなりやすいCMSです。

セキュリティ対策の基本は、常に最新状態を保つこと

  • WordPress本体は最新の安定版を維持
  • 使用していないテーマ・プラグインは削除
  • ユーザー名に「admin」を使わない
  • ログイン試行回数を制限する
  • 管理画面URLを変更する

「更新しない=リスクを放置する」
という意識を持つことが大切です。

5.バックアップと復旧体制を整える

どれだけ対策をしていても、
誤操作や障害、マルウェア感染などのリスクはゼロにはなりません。

そのため、バックアップは最初に整えるべき安全装置です。

  • データベース:毎日
  • 画像・ファイル:週1回
  • テーマ・プラグイン構成:更新時

保存先はサーバーだけでなく、
クラウドなど別の場所にも保管するのが理想です。

6.スタッフ権限とパスワード管理

「スタッフ全員が編集できる状態」は、
セキュリティ上、最も危険な状態のひとつです。

必ず、役割ごとに権限を分けましょう。

  • 寄稿者:下書きのみ
  • 編集者:公開・修正
  • 管理者:設定・システム管理

また、

  • 共通アカウントは使わない
  • 二段階認証を導入する
  • 退職者アカウントは即削除

といった基本ルールの徹底が重要です。

7.セキュリティプラグインと監査ログ

セキュリティプラグインを活用すると、
不正アクセスの検知や操作履歴の記録が可能になります。

特に「誰が・いつ・何をしたか」を残す
監査ログは、トラブル発生時の原因特定に役立ちます。

「何かあってから調べる」のではなく、
普段から記録しておくことが安心につながります。

8.個人情報と法的表示の整備

技術的な対策に加え、
サイト上の法的表記もセキュリティの一部です。

  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • Cookie利用の明示
  • フォーム送信時の同意文

これらを分かりやすく整備することで、
患者様に「きちんと管理されている医院」という印象を与えられます。

ぱそあんのまとめ

セキュリティ対策は、
「何かあったときのため」だけのものではありません。

  • SSLは導入後の更新・混在対策まで確認
  • フォームは同意取得とスパム対策をセットで
  • WordPressは常に最新状態を維持
  • バックアップと監査ログで“備え”を可視化
  • 法的表示で安心と信頼を補強

守られている安心感は、
そのまま医院の信頼につながります。

次回シリーズ予告(24:お知らせ更新をSEOで活かす運用法)

次回は、医院ブログや「お知らせ更新」をSEOに活かす方法を解説。
「投稿の仕方」で差がつく検索評価の仕組みと、患者様に伝わる更新台本を紹介します。

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