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制作会社との連携をスムーズに進めるコツ|医院の想いを正確に伝える3ステップ

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制作会社との連携術

医療サイトの完成度は、制作会社との“連携の質”で大きく変わります。
どんなに優れたデザイナーやエンジニアでも、医院の想いや目的が伝わらなければ理想のサイトは作れません。
本稿では、医院側の立場から「制作をスムーズに進める3つのコツ」をご紹介します。

目次

1.“伝える準備”を整える:目的・優先順位・禁止事項を明確に

制作会社とのやり取りで最初に大切なのは、「何を実現したいのか」を言語化することです。
「とりあえず新しくしたい」「きれいにしたい」だけでは、方向性が定まりません。

事前にまとめておくと良い項目
  • ・サイトリニューアルの目的(例:新患獲得、ブランド刷新など)
  • ・優先したい診療科・コンテンツ
  • ・掲載NG・写真NGなどの禁止事項
  • ・参考にしたい他院・サイトURL
  • ・納期・公開希望日・予算の上限

これらを簡単なメモでも構いません。制作会社との最初の打ち合わせで共有すれば、方向性のズレを防げます。

2.“確認の仕組み”を作る:中間チェックを明確に

トラブルの多くは、「確認のタイミング」が曖昧なまま進行することにあります。
スムーズに進めるには、最初に「確認ポイントと期限」を明示しておくことが重要です。

工程主な確認内容医院側の対応
①構成案ページ構成・文量・導線の方向性必要な情報を追記・削除
②デザイン案色・写真・フォント・印象好みとNGを明確に伝える
③テストサイトリンク・動作・スマホ表示スタッフも含めて確認
④公開前文言・住所・診療時間など最終確認医院代表者がチェック

チェックのたびに「何を見ればいいかわからない」とならないよう、 制作会社からの指示書や確認リストをもとに進めましょう。
もし不安な場合は、メールやチャットツールで「確認期限」を双方で設定しておくと安心です。

3.“共有の文化”を持つ:完成後も一緒に育てる意識

サイト公開後に関係が終わるのではなく、「運用・改善のパートナー」として付き合う意識を持ちましょう。
制作会社は、構築だけでなく、今後の成長を支える専門家でもあります。

公開後に共有しておくべき情報
  • ・アクセス解析の結果(GA4/GSC)
  • ・月ごとの更新予定(お知らせ・ブログ)
  • ・スタッフ写真や院内変更点
  • ・リニューアル後の反応(患者様の声)
  • ・問い合わせ・予約の増減データ

これらを定期的に共有することで、改善提案をもらいやすくなり、 医院と制作会社の関係が“チーム”として機能します。

4.ぱそあんのまとめ

ぱそあんのまとめ
  • 制作前に「目的・優先・禁止事項」を共有
  • 中間チェックのタイミングを明確に設定
  • 公開後も情報共有し、継続的に改善を依頼
  • 医院×制作会社=“共創チーム”の意識を持つ

次回シリーズ予告(91:医療ブランディングとは?医院の価値を可視化する第一歩)

次回からは、💎医療ブランディング最終章(91〜100)がスタートします。
医院の“らしさ”をどのように見える形に整えるか――理念・デザイン・体験の統合的な考え方を解説します。

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