1.ファーストビューで信頼をつかむ
パソコン苦手な院長ぱそあん先生、トップページってどう作れば信頼されるんでしょう?写真の配置とか、キャッチコピーとか…。



最初に目に入る“ファーストビュー”は、3秒以内で信頼をつかむことが大切です。
「何の医院なのか」「どんな雰囲気なのか」を、言葉と写真で瞬時に伝えましょう。
患者様の目線で「安心・清潔・誠実」を感じられる構成が理想です。
- ① 医院の外観や笑顔のスタッフ写真で“安心”を演出
- ② 一言キャッチで「医院の得意分野」や「理念」を明確に
- ③ CTAボタン(予約・初診案内)を目立つ位置に設置
“ファーストビューで伝えるべきは、信頼と方向性”。 見た目の派手さよりも、医院らしい誠実なトーンが重要です。
2.トップページ構成の黄金バランス(安心→共感→行動)



構成の順番に迷ってしまうんです。理念を上に出すか、診療内容を先に出すか…。



おすすめは、「安心 → 共感 → 行動」の流れです。
人の心は、安心したあとに共感し、行動に移るもの。
この順番を意識するだけで、自然と伝わるページになります。
- ① ファーストビュー(安心の提示)
- ② 医院理念・想い(共感の形成)
- ③ 診療内容・特徴(信頼の根拠)
- ④ 院長紹介(専門性の裏づけ)
- ⑤ 院内紹介・衛生管理(安心の強化)
- ⑥ アクセス・診療時間(利便性の証明)
- ⑦ 予約・問い合わせ導線(行動への誘導)
この構成を守ると、患者様がサイトを見ながら自然に「ここなら行ってみよう」と感じます。
3.視線の流れを意識したレイアウト
人の視線は「F型」や「Z型」に動くといわれます。 パソコンでは左上→右上→左下、スマホでは縦スクロール。 この動きを前提に、視線の“通り道”に大事な情報を置きましょう。
- ・左上:医院ロゴとキャッチコピー
- ・中央:特徴や診療メニュー
- ・右下:予約・LINEボタンなど行動導線



スマホだと写真が大きくなりすぎて、下の内容が読まれないこともあります…。



確かに。スマホでは「1スクロール=1安心材料」が目安。
長すぎる導入よりも、短いテキスト+安心の写真をテンポよく重ねていきましょう。
4.写真と言葉の一貫性で“誠実さ”を伝える
トップページの印象は、写真と言葉の統一感で決まります。 理念で「寄り添う診療」と言いながら、無機質な院内写真だけだとギャップが生まれます。
- ・理念に合ったトーンの写真を選ぶ(柔らかい・誠実・清潔)
- ・文章トーンも「です・ます調」で統一
- ・ボタンや装飾の色味をブランドカラーに合わせる
小さなズレを減らすほど、「丁寧な医院だな」という信頼感が積み重なります。
5.理念と行動導線を“近くに置く”設計



理念って上の方に置くものですよね?それとも下部の紹介に入れるのがいいですか?



上すぎても下すぎても伝わりません。
おすすめはファーストビューのすぐ下。
「医院の想い」→「院長紹介」→「診療内容」と流れると、自然に信頼が深まります。
理念のすぐ下に予約ボタンを置くと、「この医院の考えに共感→予約してみよう」と行動がスムーズになります。
6.信頼を支える“証拠エリア”を忘れずに
患者様が「この医院に任せても大丈夫」と判断するのは、根拠(証拠)があるときです。
実績・資格・設備・衛生管理・患者様の声。
これらを「信頼を裏づけるエリア」として配置しましょう。
- ① 院長・スタッフの専門資格
- ② 医療機器・CT・滅菌設備
- ③ 第三者認証・所属学会ロゴ
- ④ 治療実績・症例写真(ガイドラインに配慮)
- ⑤ 患者様の声・レビュー(信頼性の補強)
7.“離脱を防ぐ”3つのデザインルール
- ・文字は60〜70字/段落で改行して可読性を保つ
- ・CTA(ボタン)はページ内に複数配置
- ・ページの最下部にも再度「お問い合わせ」ボタンを設置
患者様は、どこで「戻る」かわかりません。どの位置からでも行動できる設計にしておくのが理想です。
8.ぱそあんのまとめ
- トップページは「安心→共感→行動」の流れで構成
- ファーストビューで医院の方向性と雰囲気を明確に
- 理念・写真・色・言葉を統一して誠実さを伝える
- 信頼を裏づける実績・設備・声を下部に配置
- どの位置からでも行動できる導線を設計
“信頼のトップページ”とは、デザインではなく体験。
見る人の心に安心のストーリーを描ければ、それが最高のSEOです。
次回記事のお知らせ(B2️⃣ 診療科ページでSEOを強化する文章構成)
次回は、検索されやすく読みやすい「診療科ページ」の文章構成を解説します。
専門性とわかりやすさを両立させ、患者様にもGoogleにも伝わる書き方を紹介します。

