1.スタッフ紹介ページの目的を再定義する
パソコン苦手な院長ぱそあん先生、スタッフ紹介って“顔写真を並べるだけ”じゃダメですか?



写真だけではもったいないですね。
患者様が知りたいのは「どんな人が自分の治療を担当するのか」という安心情報。
つまり、“人柄を伝える”ことが最大の目的です。
- ・患者様の不安を和らげる
- ・医院の雰囲気を伝える
- ・チームとしての信頼を築く
- ・採用にも良い印象を与える
つまりスタッフ紹介は、「人のあたたかさを可視化するページ」。 医院の理念と連動させることで、信頼がより深まります。
2.“人柄が伝わる”紹介文の書き方



紹介文って、どんな内容を書けばいいですか? 経歴ばかりになってしまいます。



経歴だけでは“信頼”は伝わりますが、“親近感”は生まれません。
次の3要素をバランスよく入れることで、やさしさと誠実さが伝わります。
- ① お仕事への想い:「患者様に寄り添うことを大切にしています」
- ② 人柄が伝わる一言:「笑顔で話しやすい雰囲気づくりを心がけています」
- ③ プライベート要素:「休日は子どもと公園に行くのが楽しみです」
紹介文は100〜150文字程度が理想。 一人ひとりの“想いの断片”を見せることで、医院全体の雰囲気が伝わります。
3.レイアウトで印象を変えるデザインの工夫



デザイン面では、どう工夫すればいいですか?



スタッフ紹介は、“並べ方”と“写真のトーン”で印象が変わります。 統一感を持たせながらも、「個性」が感じられるデザインを意識しましょう。
- ・白背景+自然光で明るく清潔感を出す
- ・全員同じトーンの服装で統一感を出す
- ・笑顔・姿勢・視線をそろえる
- ・スタッフコメントを吹き出し風に配置
“誰が見ても感じの良いページ”にするために、撮影環境と配置バランスが重要です。 プロのカメラマンでなくても、ライティング+表情+レイアウトの工夫で印象は格段にアップします。
4.院長メッセージと連動させる



スタッフ紹介と院長メッセージって、関係ありますか?



あります。スタッフ紹介ページは、院長メッセージの“延長線”と考えるのがベストです。 「院長が語る理念」を、「スタッフが体現している姿」で見せると、医院全体の信頼感が一気に高まります。
- ・院長メッセージページに「スタッフ紹介はこちら」リンクを設置
- ・スタッフ紹介ページの冒頭に「院長からのひとこと」を掲載
- ・理念ページ→スタッフ紹介→採用ページへ自然に導線をつなぐ
この連動で、サイト全体が「人でつながる医院ストーリー」として一貫性を持ちます。
5.採用にも効果的な“信頼の見える化”



スタッフ紹介って、採用にも関係しますか?



はい。採用ページとリンクすることで、求職者への信頼構築にもつながります。
「この職場で働きたい」と思ってもらうためには、スタッフの表情やコメントが何よりの説得力になります。
- ・「働く人のリアルな声」として掲載
- ・撮影時に自然な笑顔を引き出す
- ・「入職理由」「やりがい」を短文コメントで紹介
- ・採用ページからスタッフ紹介へリンクを設ける
求人情報よりも、スタッフの言葉のほうが“本当の雰囲気”を伝えてくれます。 患者様にも求職者にも信頼される、一石二鳥のページになります。
6.ぱそあんのまとめ
- スタッフ紹介は「人柄」を伝えるページ
- 経歴+想い+プライベートのバランスが大切
- 写真・服装・表情のトーンを統一して印象UP
- 院長メッセージと連動させて一貫性を持たせる
- 採用・信頼の両面で“医院の魅力”を伝える
スタッフ紹介ページは、医院の“信頼の顔”。 一人ひとりの想いを丁寧に見せることで、患者様にも求職者にも選ばれるサイトへと育ちます。
次回記事のお知らせ(B10️⃣ 院内紹介ページで“安心感”を伝えるレイアウト)
次回は、院内紹介ページのレイアウト設計について。 写真と導線で「清潔感」「安心感」を伝える構成術を紹介します。









